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カウンセリングとはカウンセリング体験
実は、私自身、カウンセリングのサークルで勉強した経験や日本カウンセリング協会での講座受講、そして、平成18年には、産業カウンセラー養成講座を修了しています。サイコセラピーのワークショップに参加したことも何度かあります。
カウンセリングでは理論の勉強だけではなく、自分がクライエントになって話を聴いてもらう経験もをたくさんしましたし、クライエントの話もたくさん聴かせてもらいました。
私自身の感想は、ただ話を聴いてもらっているだけで、ずい分落ち着いたり、気分がすっきりしたりすることが多くあったように思います。また、話しをしていながら、混乱していた頭の中がだんだんと整理されてきて、問題点がはっきりしてきたり、今までと違った視点から問題を見ることが出来て、新しい気づきが起こったこともありました。私自身はカウンセリングの効果をそのように感じています。
昔、つらい状態のときに、友人や先輩に話を聴いてもらうこともありましたが、そのときに、「そんなことないよ!大丈夫!がんばれ!」と励まされたことがよくありました。相手は親切で言ってくれているのですが、こちらは「もう、この人に話をするのはやめよう。分かってはくれないだろうな・・・」と、内心思ったものでした。
なぜそう思ったのかというと、こちらの話を十分聴いてもらえた感じがしないこととその人の立場でアドバイスしていると感じたからです。
カウンセリングでは、変に励ましたり、同情したりはしないで、じっくり批判せずに話を聴いてくれます。同情ではなく共感的に話しを聴いてもらえたことが、私にはとてもよかったと思えます。しかし、一般に、「何をもってカウンセリングの成功や効果と言えるのか」という問いには、答えるのが難しいと言えます。
例えば、カウンセラーから見た場合、クライエントがある問題を抱えて相談にきて、カウンセリングの結果、その問題が解決できるようになれば、成功と見ることができます。クライエントから見れば、本人の中で、「よくなった」「解決できた」「自信が湧いた」などの自覚があれば成功と言えます。しかし、これはあくまで本人の主観であり、両者が一致しないこともあります。
このように、カウンセリングは容易に結果が出るものとは言えませんが、社会にも少しずつ浸透しており、今後、益々必要性が増していくことが予想されます。アメリカなどでは、カウンセリングやセラピーを受けることは特別なことではないと言います。日本では、今は「特別な人が受けるもの」という印象がまだまだ強いですが、やがてアメリカのようになっていくのではないでしょうか。
以下、カウンセリングやサイコセラピーの理論・技法についてご紹介していきます。ただし、私は心理学の専門家ではありませんので難しい内容の説明はできません。簡単な紹介に留めますので、ご了解ください。
始めに、カウンセリングの基礎理論と言われる3つの分野について、簡単な説明をします。